先週金曜に引き続きスピード&サウンドトロフィーで見つけたグッズをご紹介していきます!
パドックスペースにて便利グッズを発見。フレーム部分にパイプを刺してそれを使ってジャッキアップしています。フロア下まで空力パーツがあるため各車ジャッキアップにも工夫があります。
壊れやすいデフやプロペラシャフトなどはしっかりとスペアパーツを用意しています。置いてあった工具は一般的なセットでメカドルはこれだけで足りるか不安そうです。どこまで壊れるかを予想して持っていくかがポイントです。
その場でスプリング交換をしていた男性曰く、これはドライバーがロールが気になってスプリングのレートを変えずに高反発のスプリングに変え、反発力を変えるための作業を行っていたそうです。この作業はメカドルもチューニングショップでのメカニック経験もあるので出来るようです。
車高が低くフロア下にもエアロがあるためジャッキやリフトをかけるだけでも大変です。
アウトバーン常陽不動産チームでは折りたたみ出来るツールスタンドを発見。他にも持って行くものが多いので収納出来るものは極力コンパクトにまとめます。こちらで紹介したスタンドはアンダー鈴木さん(筑波サーキットでSタイヤ装着最速記録を持つドライバー)も使われているそうです。
続いて発見したのはボンネットを留めているカウル固定具のレーシングファスナーを開閉する時に使用する専用工具。今は非売品になっています。
メカドルが気になったグッズにダンボールが…これはインタークーラーのコアを覆って上にものが置けるようにする為のカバーでした。ボンネットを閉めていてもそのカバーが入っているのがわかるようベロのようなものを付けて工夫されていました。
上位ランカー達のアンダーパネルはドライカーボン製で人が乗っても大丈夫です。しかし木製のアンダーパネルに乗ると壊れてしまいます。
純正のボンネット用ロッドが無いためボンネットの支えには突っ張り棒を使います。こちらはドライカーボン製で軽いですが外れて落ちてくる可能性はゼロではありません。
スパークプラグを収納するケースを発見。これは壊れやすいプラグをしっかりと保護しています。通常箱には入っていますがぶつかったりして壊れることがあります。
場所を変えて発見したのは少し前のものと思われるスナップオンのインパクトレンチ。こちらは重さがありますが新しいものは小型化軽量化が進んでます。
続いて発見したのは高さが低いリジットラック。別のピットに行っても同じ大橋産業社の低いリジットラックが使われていました。
ピットにあるテントには温風を吹き出すホットガンからホースが繋げられていました。これはテント内でSタイヤを事前に温めておくことでコースイン後すぐアタック出来るようにしてあります。
工具メーカー『トネ』のブースでは本物の工具を使ったグッズを発見。10mm板ラチェのキーホルダーならバッテリー端子やナンバーの脱着に便利です。
サーキットに持ち込まれる工具などはそれぞれに意味があり見ていて楽しいですね。またこういったイベントに来られている人はベテランの方々なのでとても勉強になる時間です。