筑波サーキットにて行われた『スピード&サウンドトロフィー(通称SST)』はチューニングカーの速さや音を間近で楽しめるイベントです。過去には小林可夢偉選手がスーパーフォーミュラで走行したことも。
筑波スーパーラップに集まったのは筑波タイムアタック界の上位ランカー達。他の車との戦いではなく、自分と自分の車と筑波との戦いがここでは繰り広げられています。
メカドルの愛車であるノーマルのR35 GT-Rだと1分3秒程度のところ、この日の最速タイムはなんと54秒2でした!そしてタイムアタック走行中にはエンジンが燃えるアクシデントも!ドライバーには怪我はありませんでしたがブローしたエンジンには大きな穴が…
タイヤの状態(グリップ力)が記録を左右するためピットでは慌ただしくタイヤ交換が行われます。サーキットは一般公道より大きな負荷がかかるのでその分正確で素早い作業が求められます。整備士の責任も大きくなります。この日タイヤ交換を見学していたマシンは54秒237というタイムを叩き出しました。
イベント中は様々なタイプの車を発見!
GTウィングを2枚搭載したド派手なスープラや、ハイエースにR35 GT-RのVR38DETTを換装させブーストアップで約600psを誇るビタボン号等々。そのハイエースはこの日1分13秒094というハイエースとしては驚異的な速さを見せました。またデモランが行われたZZTセリカとビートル。この2台は駆動方式がFRに変えられています。FFのままでは不可能な豪快なドリフトで会場のギャラリーを沸かせました。
1分切りが一つの目安となる筑波サーキットですが最近ではタイヤも開発されて56〜57秒も出るようになりました。GT300マシンでは50秒1が記録されています!
この日はTGRラリーチャレンジのシリーズチャンピオンのクロエリ選手とコ・ドライバー梅本まどか選手の姿も!メカドルは、いつかメカニックも一緒に注目され、憧れるカッコいい存在になることを目指しています!