色々な電源の取り方と注意点 その2【メカニックTV】

色々な電源の取り方と注意点の解説

前回からの続き、シガーソケット増設やシガープラグの加工より手軽に電源を取る方法を紹介します。まず、差し替えるだけでヒューズボックスから電源を取り出す事ができるアイテムです。電源線を探し配線加工で分岐させるという手間をかけずに電源が取り出せます。差し替える時は容量が変わらないように注意しましょう。容量が小さくなると切れやすく、容量が大きくなると保護機能の不良につながります。ヒューズボックスには基本的に12Vが来ています。また、左右どちらの端子がバッテリー側(電源側)かを差し替える前に判別しましょう。キーオン状態でヒューズボックスの端子にテスターを当ててバッテリー側の端子を調べます。検電テスターについては2018年9/5の動画で紹介しています。検電テスターが反応する電源側に配線が出ている方の端子を差しましょう。ヒューズ自体は左右の区別なく、どちらの向きでも刺さり通電します。バッテリー側から配線が出ていればヒューズが切れても接続した機器は使えます。(※ヒューズの仕組みは動画内画像で解説しています。)反対向きの場合はヒューズが切れると接続している機器も使えなくなるので注意しましょう。ヒューズからの電源取得アイテムは手軽ですが、使いこなすにはテスターが必要です。
電源の取り出しには様々な方法がありますが、トラブルや故障は車両火災に繋がるのでヒューズを入れる等の安全対策を取りましょう。