学ドリ王座決定戦での工具紹介は今回が最終回です

自分で全部工具を揃えている学生の工具箱から出てきたのは、困った時に強い味方になってくれる凡用ステーです。ロングのソケットを使うのではなく専用のレンチを持っているのは流石です！メカドルが飛びついたのはハンマーやラチェットなどの機能をもった、多機能ナイフのようなツールです。学生ユーザー率の高いノコギリもついていました。ドンキで1000円だったそうです。シルビア系オーナーなら持っているハブナット用の36㎜ソケットも入っていました。装着の向きを間違えるとエアが抜けず冷却性が悪化するサーモスタットは向きを間違えて付けたため、取って工具箱に入れてたとの事でした。インナーサイレンサーを一時的に着ける時、バイスプライヤーを使う人もいます。まだメカドルが紹介していない工具です。様々なトラブルに対応できる結束バンドは皆が持っているようでした。続いて目をつけたのはマキタの充電式インパクトドライバー。電動ドライバーにはソケットがつき、反対側にはタフソケットビットがついています。14.4V仕様なら約150Nmなので比較的大きいトルクにも対応できます。もうひとりマキタ使用者を発見。コストコで売っているペーパーウエスを持っていました。リーズナブルで吸水性耐久性に優れています。工具セットは自分で揃えたそうです。電装系に使う工具や配線、部材は別に保存していました。整理整頓されていて作業性も良さそうです。検電テスターや温度計も入っていてメカドル的に出来る整備士認定を受けていました。

全体を通して、工具が支給される学生は有利ですが、そうでない学生も工具集めに奮闘していました！用途を吟味して厳選しているのがわかる大会でした。