【イベレポ】学ドリ東日本大会レポート!

学ドリ東日本大会レポート!

東日本大会と東西統一戦は栃木県の日光サーキットで行われます。東大会は2日間にわたって行われました。1日目は選手宣誓の後、ウェット路面での練習走行となったことで練習時からクラッシュをするマシンもありました。強い雨が降る中チームや関係者が集まり必死の復旧作業をする姿が見受けられました。クラッシュした180SX(RPS13)のオーナーにインタビューしたところラジエーターに穴が開いており、急きょたまたま友人の持っていた(S)14純正に交換したそうです。インタークーラーのステー部分が裂けてしまいましたが走りには問題ないとの事でした。東日本大会も西と同じく予選はパイロン卍です。パイロン卍で歴代最高得点を出したのはAE86レビンで出場した武井さんでした。111名の全参加者から50名が予選通過。1日目が終了しました。

2日目は1日目落選したチームの敗者復活戦からスタートです。敗者復活戦では7人が復活し、合計57人が1回戦進出です。単走審査で行われる1回戦、2回戦で学生たちの迫力の走行が繰り広げられました。2回戦には31人が進出し、そしていよいよベスト8が選出されました。予選1位通過の武井さんはベスト8に残れませんでした。内外装ともに塗装は全てDIYでペンキ仕上げされています。車高とタイヤの出面を攻めたフェンダーで、接触時の逃げのため後ろ側はバネで固定していました。エンジンは4A-GEのハイコンプ仕様。ハイカムも組み込みパワーアップしています。その他18歳で免許取りたてでの参加や、ショップモデルカーのように作りこみが光るC33ローレルなどがありました。RB20DETをSR20DETに交換しています。前回東大会優勝の竹本さんはプレッシャーもありベスト8に残れませんでした。エンジンはRB20からRB25に変更し、作業が終わったのが大会4日前で今年は練習不足との事でした。東日本大会で優勝したのは180SXに乗る20歳の西山さん、準優勝は非力なNBロードスターを駆ける21歳の佐藤さんでした。

東西決定戦が決まる前から雨が降り始めました。今年はNAのロードスターやミッドシップのMR2など異色車の存在が目立ちました。東西統一選という緊張感と路面変化で冷静な走りが問われる決勝となりました。東日本大会4位の野村さん(D1ドライバー野村兼選手の息子)は走行直前にトラブルが発生。そのままリタイヤになってしまいました。決勝戦は西大会2位の山口さん、3位の奥田さんとなりました。そして優勝は西日本大会3位だった奥田さんです!エンジンは1JZターボのブーストアップ仕様で足回りを作りこんで戦闘力を高めていました。

東西統一選のあとは「くれくれアピールタイム」で協賛メーカーのアイテムを目立つ走りでゲットします。この最後の走行は学ドリを締めくくる記念走行にもなっています。

来年は是非皆さんも足を運んでみてください!