【ミニメカニックTV】第13話「ナンバープレートの決まり方」

第13話「ナンバープレートの決まり方」

かりんちゃんは先日アルファベットのナンバープレートを見たそうですが、アルファベットの場合は米軍関係者(退役軍人や家族を含む)の車両です。皆さんはナンバープレートがどうやって決まっているかご存知ですか。

ナンバープレートの説明で欠かせないのは車種類の区分です。プライベート用は自家用車、仕事用は営業用車になります。ナンバープレートは色の違いがあります。自家用車のナンバーは白と黄、営業用車は黒と緑のナンバーです。一般的に黄・黒が軽自動車、白・緑が普通自動車ですが、最近は手続きをすれば軽自動車・営業用車ともに白に変更することができます。青色は外交特権が認められたナンバーです。日本駐在の外交官の車両で日本国内法の適応外、自動車税が免除されたナンバーになります。

ナンバー左上の地名はその車の運輸支局または自動車検査登録事務所を表します。最近ではご当地ナンバーが増えてきました。これは地域振興や観光振興等のために1つの運輸支局に対して複数の地名が用いられているからです。右上の三桁の番号は分類番号で、自動車の種類を指します。たとえば普通乗用自動車は300~399、小型乗用自動車は500~599、大型特殊自動車は900~999となっています。ひらがなは4つの用途(自家用車、事業用車、レンターカー、駐留軍人・軍属私用車)で車種を分類します。お、し、ん、へ、はどの車にも使われていません。誤認や発音のしづらさ等から除外されています。一番目立つ四桁の数字は基本的に順番に番号を払い出しします。希望番号の制度もあります。