【イベレポ】バンコクインターナショナルオートサロン-Part3-【メカニックTV】

バンコクインターナショナルオートサロンのレポート

まず、搬入日動画でも紹介したイベントステージの様子をチェックします。ステージは「セクシーカーウォッシュ」の真っ最中。人だかりと大音量と熱気に包まれていました。次に向かったのはユーザーミーティングが行われている駐車スペースです。パーツメーカーやショップのデモカーではなくタイのクルマ好き達の愛車が集結します。日によって車種別やエンジン別などミーティングテーマに沿った車が並びます。シャーシダイナモによるパワーチェックなど参加型のイベントも開催されています。車種にちなんだナンバーにするのは日本もタイも共通のようです。ちなみにアメリカでは製造後25年経過した車種の輸入にまつわるハードルが下がります。次はヤリス(ヴィッツの海外名)が集まるエリアへ。アジア仕様は日本と異なる専用ボディが使われます。リヤ周りのボディ剛性を高めるアイテムが人気です。後ろから見えるためアピール力も高くなります。メカドルが一番可愛いと思ったのはFD3S型RX-7のフロント周りを大幅に変更したパンデム製のボディキット装着車両です。キャビンやリヤ周りはFD3Sの形状が残りますが、ここを見ないとFD3S車と判断するのは難しいです。

メカニックTV視聴者に向け知ってほしいのは、整備士はディーラー整備だけではないという事です。理想実現のための様々な手法を使う自由度の高いカスタム系は大きな魅力です。蜜に整備をやりたい時にディーラーよりチューニングショップを選ぶ人もいます。リフトアップなど基本的な事から、車高の低いカスタムカーは何かと大変で、メカドルは仕事として整備士をやる事を踏まえるとディーラーの方が好きです。また、あちこち手をいれるカスタムカーの方が壊れるトラブルを抱える事が多いです。ただし、ディーラー整備士はメーカー直系という特有の難しさがあります。同じ整備士でも環境や楽しさ・難しさは変わってきます。自分に合った向き合い方を探してみてください。