飛び石が当たった時の対処法を二回にわたって解説
高速道路などで前の車の飛び石が当たり、窓ガラスに傷やヒビが入ってしまった経験がある人もいると思います。飛び石は放置すると大きなヒビが突然入って窓ガラスごと交換になってしまう事があるので、傷に気が付いたらすぐに対応しましょう。ヒビが入ってない傷の状態のものは、これ以上ヒビが広がらないようガラスの修正をする場合、整備工場に依頼すると1万円程度かかりますが、市販でも安価なリペアキットが販売されています。市販のリペアキットでも修理に十分な道具が揃っています。
1.割れた場所に入り込んだゴミを取り除きます。力を入れすぎると割れるので慎重に行います。ゴミを取り除いたところにガラスになる液体を入れるので、入れやすくするために必ずゴミを取り除きましょう。工場であればエアーでゴミを吹き飛ばします。
2.キットに入っている液流しのための台座を、傷のついた場所が中心になるようセットします(※動画参照)
3.ガラスの液剤を入れますが、この液剤は太陽光に当たるとすぐ固まってしまうので、作業をする時は陽の当たらない場所で行います。できれば室内で行えるようにしましょう。工場ではブラックライトを当てて液剤を固めるのが一般的ですが市販のキットには入ってないので、作業の後、液剤を固める時は陽に当てます。ガラスの液剤は5・6滴台座から流し込みます。
4.キットに入っている注射器を空気が入ってない状態のまま台座の流し口に合わせます。合わせたのちに注射器を引き、台座の中の空気を抜きます。ガラス傷の空気を抜くためにもこの作業は必ず行います。液体表面に上がってきた泡が無くなるのを辛抱強く待ちます。液剤が固まってしまうので陽にあてないよう注意しましょう。