整備士向け、エンジンルームの解説です。
1.まずはバッテリーです。バッテリーはテスターをあてて、良好かどうか確認しましょう。また年数も確認します。
2.エアクリーナーは中にフィルターがついているので、その汚れ具合を確認します。清掃が必要であれば清掃しましょう。エアクリーナーの奥にゴムホースがついているので揉んでみて、劣化で亀裂が入っていないか確認しましょう。このゴムが切れてしまうと車が空気を吸いすぎて、エンジンがかからなくなってしまうことがあります。
3.プラグも取って確認しましょう。
4.動画ではオイルが入っているタイプのエンジンマウントですが、長年使っているとマウントからオイルが漏れてくる事があります。オイル漏れをおこしていたら、新しいものと交換しましょう。オイルタイプでないマウントも亀裂が入っていたら交換です。
5.マスターシリンダもオイル漏れしてないか確認します。漏れているとブレーキが効かなくなってしまうので、オイル漏れを起こしたらすぐ交換します。
6.ファンベルトの張り具合を確認します。
7.オイルの量と汚れ具合、その他ラジエーターのアッパーホースやロアホースのバンドを留めている部分を確認します。
新人整備士が忘れたり見過ごすのはマスターシリンダの漏れとエアクリーナーのゴムホースです。忘れずしっかり確認しましょう。