KTCさんの久御山工場見学シリーズ その7 整備作業の質を高める『e 整備』に迫る! その2【メカニックTV】

引き続きKTCさんの久御山工場見学シリーズ!
先週に続き、今回も整備作業の質を高めるKTCのアプリ『e-整備』について迫っていきます!

続いては、ホイールナットの締付点検をトルクルを使って実際にやってもらいます!
締付の目標トルクは事前に設定しておき、その中から車両に合わせて選択します。

トルクルを使用している場合は、画面の表示と音でトルクを示してくれます。
目標トルクを上回る力で締付けると、こちらも音などで知らせてくれます。
締め付け作業の回数とナットの設定本数から、締め忘れ防止の警告も。
重複したナットへの締め付け作業も、オーバートルクの原因となるためこれも警告してくれます。

ブレーキパッドの残量計測においても、トルクルやタイヤデプスゲージ同様に、送信ボタンを押せば数値が入力されます。

『e-整備』を活用すれば、記録を残すだけでなく、締め忘れ防止などの作業の正確性向上や、手書き記入の廃止による作業の効率化にも繋がります。

現場目線の話では、点検中に手が汚れてしまっても楽に入力でき、さらに記録簿を印刷する場所に整備主任者がいれば、サインを貰いに行く手間も不要に。

トレサスシリーズは、今後空気圧計やタイヤの硬さ計などの新しいアイテムも出していく予定とのこと。

『e-整備』は無料版もあるので、まずはアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか?