引き続きKTCさんの工場見学シリーズ！

今回は『冷間鍛造工程』を見学します！

水曜日にお届けした『熱間鍛造』は素材を約1000度まで過熱して変形させました。続いて見学する『冷間鍛造』は常温の金属素材をプレスして成形します。

『冷間鍛造』という技術は切断した材料に潤滑剤をつけて、そのままの温度で金型に入れて成形し、製品の形にします。

熱間鍛造は薄くて平べったいものや、大きなものを作るのは得意です。KTCさんのソケットレンチは凄く精度が良く、使い心地がいいです。冷間鍛造は小型で単純な形状も製品をより高い精度で成形することができます。

金型を使って押す力はなんと約90〜120トン。早ければ1秒間に1個のペースで作ることができます。冷間鍛造は大きな音も無く、静かにプレス作業が行われます。この静かに金属を大きく変形させる冷間鍛造が、メカドル的にはインパクトが大きかったようです。

この続きは来週水曜日にお届け予定！機械加工や熱処理などについて見学します！