第22回全日本自動車整備技能競技大会 イベントレポートその1【メカニックTV】

今回は第22回全日本自動車整備技能競技大会のイベントレポート!

日本自動車整備振興協会連合会が主催する、整備技能の向上を目的とした競技大会。こちらはディーラーには参加権が無く、民間の向上で働いているメカニックが参加できます。2年に1回開催されています。

メカドルも出場したいようですが、競技はふたり一組なので相方が必要です。

過去のイベントレポートとは違って、今回は本気の競技大会のレポートなのでメカドルもスタッフも緊張しています。

 

 

会場内には42年前に開催された第1回から歴代の優勝チームの写真を展示。歴代の優勝チームには女性はいませんでした。メカドルが優勝できれば史上初になるかも!?

参加は都道府県や地方の振興会ごととなり、メカドルが出場するなら東京からになります。

 

競技は『実車競技及び基礎競技』と『アドバイザー競技』が含まれています。

実車競技は1年点検をベースにした点検でエンジン、ボディの故障箇所を特定します。

基礎競技は点検整備の技能を審査します。発見した故障箇所の修理に関する部分です。

アドバイザー競技は問診や納車説明など、お客様への応対を審査します。

90分で受け入れから修理納車までを行い、合計1000点で採点が行われます。

 

選手と審査員が所定の位置につき、いよいよ90分の競技がスタートします。

問診と1年点検から合計6つの故障箇所を車から探し出します。

 

問診から得られた情報を使いながら1年点検でも故障箇所をリサーチします。

過去にワイパーゴム交換でもご紹介しましたが、ワイパーアームで窓を傷つける危険性もあります。こういった点が減点対象になり得ます。

問診のタイミングは自由ですが各チームには大勢の応援団がおり、作業の進行と共に拍手が湧き上がるのでプレッシャーにも繋がります。

 

 

明日も全日本自動車整備技能競技大会から競技の様子や、選手のインタビューをお届けします!