整備士の資格は通信教育でも取れる?【メカニックTV】

◎自動車整備士の資格は、通信教育でも取得できますか?

→通信教育で自動車整備の資格を勉強することが一応できますが、実技試験は別にあります。教えてもらえるのは学科の方、ということになります。

整備士の資格は2級の場合、実技と筆記、そこにプラス実務経験が3年必要です。通信に通っても免除にはならない点が専門学校との違いです。

 

メカドルの知るディーラーは18歳の人たちを沢山会社に入社させ、そこから3級2級の資格を勉強させているようです。お給料は低いですが、研修などに行かせてもらえます。まず実務経験1年の3級を受け、その次に2級…といったように段階を踏んでディーラーが率先して研修させてくれます。

 

整備士自体が何人中何人が資格を持っていればOK、と全員が資格保持者である必要がないので、無資格の人が入ってもその人は整備をすることが出来ます。そこで実務の勉強をしつつ、会社が筆記を教えてくれます。

ガソリンスタンドでもそういったシステムを導入しているところもあります。専門学校に通わない方向であれば、そこで働きつつお給料ももらいつつ勉強をする、という流れがメカドルはオススメとのこと。

 

整備の仕事をしていない状況でフルタイム働きつつ、筆記の勉強をするのは難しいかもしれません。もし整備をやっていたとしても会社が協力的でないと、残業などもあるので、資格の勉強は大変でしょう。

 

転職サービスなどを利用してみるのもいいでしょう。

研修をさせてもらえるところは、その間にも時給が発生しています。学びながらもお金をもらえる会社は増えつつあります。

実務経験を積むこと、筆記実技を勉強することも大変なので、整備士の資格を専門学校以外で取るとなると結構大変です。なので、そういうことを斡旋してくれる会社を探すべきとメカドルは考えます。

 

 

<まとめ>

*通信教育は筆記試験の受験対策をしてくれる。しかし専門学校と違い実務経験は付かない

*無資格・未経験でも、働きながら研修や試験を受けさせてくれる企業へ入社した方が良い