◎修理や整備で誤って部品を壊した場合どのように処理するの?
→自腹はありませんが、その対応は会社によって様々です。
整備士には奨励金というのがあり、基本給以外に処理をした仕事に対してお給料が発生します。メカドルが最初ディーラーに入った時に車をぶつけてしまい、その奨励金が2ヶ月分カットされてしまったとのこと。
その時の修理は板金屋さんに頼んだそうですが、もし自分でお客様の車を整備していて壊してしまった場合は自分で直します。
こういったケースはメカドルでも沢山経験があります。
過失の責任に関して…故意・重過失・軽過失のどちらなのかによって、大きく変わってきます。故意・重過失で起こったミスによって破損し、会社がお客様に保証しなければならない場合には、会社より、そのミスを起こした整備士に請求され、弁償する必要が出てきます。
軽過失の場合は、一般的には会社が工場が加入している自動車管理者賠償責任保険等によって保険会社より保険金が支払われるため、整備士が全てを弁償することはほぼありません。
故障によってお客様に車のお渡しが遅れてしまう場合の連絡は営業かフロントの方が行います。
同じことをやっても車によっては壊れやすかったりもするので、情報を共有することがポイントになってくるでしょう。
先輩もこれまでに壊してきて経験値を上げているので、もし自分が壊してしまって周りに責められてしまっても、落ち込まずに切り替えてまた次へ繋いでいきましょう!
<まとめ>
*故意ではないなら自腹で弁償ということはない
*悪質な場合は会社側からお金を請求されることもある
*ベテランでも壊すことはあるので気にする必要はない