ゲストの愛車の日常点検をします! Vol 1 RX 7FD3S【メカニックTV】

毎週土曜日は日常点検をテーマにお届け!今回からはゲストの愛車で日常点検をします!

 

今回ゲストとして参加してくれたのは、公開収録にも参加してくれた西さんです!

西さんは会社員として勤務しながらカスタムガレージも運営しています。

 

◎エンジンルーム

西さんのFD3Sは冷却系が交換されていて、ノーマルとは違ったエンジンルームです。

 

*ブレーキ液

FD3Sはブレーキフルードタンクのフタが壊れやすいそうなので、合わせてチェックしましょう。

*冷却水

FD3Sのリザーバータンクはライト裏にあります。西さんの車両は冷却水の残量もバッチリでした!FD3Sは冷却水のエア抜きが不十分だと、水位センサーのエラーでチェックランプが点灯します。しかしすぐに気がつかないとオーバーヒートなどの原因に繋がるので、日常点検が大事になってきます。

*エンジンオイルの量

レベルゲージをウエスなどで一度拭いてから再度差し込み、オイルの量と状態を確認します。ウエスはティッシュや雑巾で代用してもOKです。

*バッテリー液の量

FD3Sはインタークーラーとラジエターによってバッテリーが室内などに移設されることも多いです。カバー等で覆われて液量が見えないバッテリーの場合は、パッケージに交換日を書いておくと良いでしょう。また、パッケージに製造年月日が印字されているバッテリーも多いです。

バッテリーの交換時期は2〜5年程度が目安ですが、エンジンのかかり具合も加味して考えましょう。

低年式車の場合はターミナルも要点検。クラックが入り、固定が緩くなっている場合も。

*ウォッシャー液の量

ウォッシャー液の残量はごく僅かになっていました!地域や季節に応じて不凍液や水を足しましょう。

 

◎クルマの周り

*ランプ類の点灯、点滅

ランプ類の動作確認は二人体制が効率的です。ヘッドライト類、ウインカー、フォグランプなど正常に作動するかを順番にチェックしていきます。フロントが終わったらリヤに回ってテールランプ、ナンバー灯、バックランプを点検します。

左右のウインカーとハザードは別に点検します。制御が異なり、どちらかのみ動かない場合もあります。

*タイヤの亀裂、破損

最初に中からタイヤをきって見やすくします。タイヤに異常な亀裂や損傷がないか目視で隅々までチェックしましょう。

*タイヤの溝の深さ

周辺がスリップサインと同じ高さになると溝の深さは1.6㎜以下となります。

*タイヤの空気圧

西さんのFD3Sは後付のTPMSを装着。空気圧をリアルタイムで監視しています。TPMSを装着しているならば、日常点検では空気圧は省略可能です。

 

◎運転席

*エンジンのかかり具合、異音

エンジンのかかりに時間がかかったり、振動や異音などがないかを点検します。

*ウォッシャー液の噴射状態

*ワイパーの拭き取り能力

ウォッシャー液がきちんとガラスに噴射するか、ワイパーがしっかりと拭き取れるか確認。

*ブレーキの踏みしろ、効き

*駐車ブレーキの引きしろ

ブレーキを踏んだ感覚がいつもと違いないか、踏みしろや踏んだタッチを確認します。

駐車ブレーキも引きしろに違和感がないか点検します。適正な長さをしるにはプロに点検を依頼しましょう。

*エンジンの低速、加速状態

低速域での加速状態は走って確認をします。異常な振動やもたつきが無ければOK。