ストラットサスペンションの脱着 ノーカットで作業のすべてをお届け!【メカニックTV】

今回は本当に5分もかからなかったサスペンション作業をノーカットでお届けします!

作業時間をリアルにお伝えします。

 

今回はストラット式サスの脱着作業をご紹介!(ストラット式サスの脱着は2019年7月26日もご紹介)

◎用意した工具

ブレーカーバー、インパクトレンチ、バール、6角レンチ、板ラチェ、ソケット(16,18㎜)

バールセットの中の一番小さいものが、色々な作業に役立ちます。

 

サスペンションをボディに固定しているアッパーマウントのボルトを緩めます。

ダンパー本体の先端に6角レンチを刺し、回り止めをしながらナットを緩めます。

ロワブラケットを外した時の脱着防止用に、ダンパー先端のナットは緩く噛ませておきます。

(サスペンションの作業に集中するため、タイヤは外した状態でスタートしています)

E12ノートは、ロワブラケットのボルトは165Nmでかなり固く締まっています。高出力のインパクトレンチがあるとBESTです。なければ長いブレーカーバーなどを使います。

スタビリンクやブレーキホースなど、ダンパーに付いているものを外します。ブラケットのボルトはバールを使ってダンパーにかかる力を逃がすと取りやすいです。

ロワブラケットのボルトが抜けたら上部のナットを外し、ダンパーを外します。

 

1本のサスペンション取り外しは約2分30秒で完了しました!

特に取り替える部品などもないので、そのままサスペンションの装着作業へ。

 

先にダンパー上部のナットを付けておけば、下で支えなくても抜け落ちることはありません。

コンパクトカーのノートは部品が小さく、ラクに部品を組み付けていくことができます。

意外と固いブレーキホースのクリップも、小さなバールがあれば叩き入れられます。ロワブラケットなど各部のボルトはトルクレンチを使ったトルク管理が必要です。

最後に上を締めます。ナットがある程度締まってきたら、6角レンチを使い共回りを抑えて締めます。

繰り返しになりますが、各部のボルトはトルクレンチを使ったトルク管理が必要です。

 

本来なら左右2本の作業が必要で、タイヤの脱着なども必要になります。

 

車種やサスペンション形式の違いによって、作業時間(=工賃)にも差が出てきます。

この違いを見せる為にも『GT-Rで初挑戦する様子をノーカットで』を、近日お送りすることがあるかもしれません!