パンク時のタイヤ交換 ノーカットで作業のすべてをお届け!【メカニックTV】

本日の内容は2018年8月2日のメカニックTVとほぼ同じ内容ですが、今回はノーカットで改めてお届けいたします!

 

 

まず始めに…

*ジャッキは車載されていることが多く、その場所などは事前に確認しておきましょう。

*通常L型のレンチが車載されていますが、今回はクロスレンチを使って作業します。L型レンチでの奮闘の様子は2018年8月2日の公開分をご覧ください。

*車止めは車載されていないことが多いので、自分で購入して用意する必要があります。特にリヤタイヤをジャッキアップする時に車止めがあると安心して作業ができます。

*簡単な軍手でも積んでおけば、作業で手が汚れずに済みます。

 

 

①車載ジャッキはサイドシル下部にあるジャッキポイントにかけます。

②ホイールナットはタイヤを少し浮かせて緩めます。完全に浮かせると、特にフロントは緩められません。ナットを完全に外すのはタイヤが浮いてからで、まず最初の固いところを緩めます。

③ナットを緩めたら、タイヤを完全に浮かせます。車載ジャッキで浮かせるのは結構大変な作業です。パンクしたタイヤから交換する場合は、上げる高さの推測が難しいこともあります。

④タイヤが動くくらい持ち上がったら、ホイールナットを外していきます。車載されていませんが、クロスレンチがあれば作業はかなり楽です。

これでタイヤの取り外しは完了。手早くスペアタイヤを取り付けます。

※車載ジャッキはあくまでパンクなどの緊急時用です。車を持ち上げての作業は、リフトやガレージジャッキとリジットラックを使用してください。

 

⑤FFのAT車でPレンジに入っていると、フロントタイヤが動きにくい場合もあります。

4穴は対角同士、5穴なら星型にナットを締めます。

⑥ジャッキを降ろしていきます。このときタイヤが接地したらナットを本締めします。トルクレンチを使ったトルク管理がベストです。

⑦そのまま下まで降ろしたら作業終了。

締め付けトルクが不安な場合は、最寄りなガソリンスタンドなどで確認しましょう。

 

最近は軽量化のためにスペアタイヤが積まれていない車が多く、代わりにパンク修理剤が積まれています。パンク修理剤があればタイヤの脱着は不要です。2018年12月13日公開分で使っているので合わせてご覧ください!

 

交換作業で慣れた人で約10分。不慣れな人だともっと時間がかかるでしょう。