「タイヤホイールの種類と役割とは? 」【ミニメカニックTV】119話

今日のテーマ『タイヤホイールの種類と役割とは?』

 

今回はタイヤの中でも、ホイールの種類と役割について学んでいきます!

 

◎タイヤホイールの役割

①走行性…ブレーキ性能やサスペンションの動きに作用するものです。

②放熱性…ブレーキをかけた際の摩擦熱を車内から逃す役割があります。

③デザイン性…ホイールを変えることで、色んな雰囲気を出せます。

 

◎タイヤホイールの素材

①純正に最も多く、安価で耐久性に優れている『スチール』

②加工が簡単なためデザイン性に優れている『アルミ』

③軽量性があるものの、価格が高く加工も難しいため競技車両に使われている『マグネシウム』

④軽量と強度は抜群で、ポルシェに採用されている『カーボン』

 

◎タイヤホイールの構造

ホイールには『1ピースホイール』『2ピースホイール』『3ピースホイール』と呼ばれるものがあります。

*1ピースホイール…リムとディスクが一体となっていて安価です。

*2ピースホイール…リムとディスクで形成されていて、ディスク位置の調整が簡単なもの。

*3ピースホイール…デザイン面での自由度が高い。

 

◎タイヤホイールの製法

①鋳造タイプ…鋳型に金属を流し込んで成形しています。低コストで大量生産可能なので、難しいデザインも作りやすいです。

②鍛造タイプ…過熱した金属に圧力をかけ、金属流の隙間をつぶしながら成形しています。強度等、機能性が求められる競技用ホイール等の製造に向いています。

車のデザイン性、つまりおしゃれに向いているのは鋳造タイプになります。