「整備士試験対策!シクネス・ゲージとは?」【ミニメカニックTV】118話

整備士資格試験の暗記ポイント『シクネス・ゲージ』について学んでいきます!

 

シクネス・ゲージとはリーフという金属板を隙間に挿入することで、隙間のサイズを測ることができる測量機器を指します。

 

厚さの精度に、JIS規格品と一般品のランク差があることも覚えておきましょう。

JIS規格品…精度が高い

 

◎シクネス・ゲージでの計測に向かない隙間

シクネス・ゲージは隙間のサイズを測ることができる測量機器と解説しましたが、一般的に金属で作られているので、曲面やひび割れ面など粗い面の計測には向きません。

その場合には、以前勉強した測定機器『プラスチ・ゲージ』を使うと便利です。プラスチ・ゲージは変形できる素材でできているので、粗い面の隙間でも測定できます。プラスチ・ゲージの詳しい解説はそちらの動画を是非見てください!

 

◎バルブクリアランスの計測

まずはリーフを計測したい隙間に対して水平に挿入します。この際に隙間のサイズに合わせて、リーフの厚みを調整することが大切です。無理に差し込むと壊れてしまうので気をつけましょう。

最後にシクネス・ゲージのメモリを読み取ります。これで計測完了です。

このようにシクネス・ゲージを使用することで、どの位隙間が空いているのか、細かい数値を正確に把握することができます。

 

 

<ポイント>

*リーフと言う金属板を隙間に挿入することで、隙間のサイズを測ることができる測量機器

*リーフを計測したい隙間に対して、水平に挿入して計測する