「車の冷却水ってなに?」【ミニメカニックTV】第115話

今日のテーマ『車の冷却水ってなに?』

 

 

車の冷却水とは、その名の通りエンジンを冷却している水のことです。

エンジンは長時間使い続けると、燃焼や摩擦でオーバーヒートしてしまいます。それを防ぐ役割があります。ラジエーター液やクーラントとも呼ばれていることも覚えておきましょう。

 

冷却水が無いとエンジンは10分と持ちません。私たちの想像以上に、冷却水でエンジンを冷やすことは大切なのです。

しかし冷却水の代わりに水道水は使っていはいけません。冷却水は水とは違い、凍らない成分が含まれていたりします。水道水を入れるとエンジン内部で錆が発生してしまうので、絶対にやめておきましょう。

冷却水は少しずつ減少します。ホース類のひびなどで急激に減少する場合があるので、日頃から点検しましょう。日々点検、これが基本です!

 

水温計の針を確認する際は、エンジンが温まってきたタイミングが一番正確です。

ちなみに、最近の車だと水温計がなく、インジケーターランプと呼ばれるもので、冷却の状態を知らせてくれる車種もあります。これも合わせて覚えておきましょう。