この日はちょうどいい雲天でしたが、撮影を始めると快晴になりました…
今回は洗車時に必ず使用する吹き上げクロスを3種類用意してくらべます!
<拭き上げクロス>
①ぞうきん
普通のぞうきんは吸水性に乏しく、いくら拭いても表面には水が残ってしまいます。
ぞうきんを固く絞っても細かい水が残り、それが乾燥すると水アカになってしまいます。
狭い範囲でも何度も拭く必要があり、作業効率はよくありません。整備士がボディを拭く時にはあまり使いません。
②セームタオル
こちらは拭き上げるクロスのド定番、吸水性に優れるセームタオルをテスト。
メカドルは、ラージサイズは絞るのが大変なので、小さいサイズを普段使用しています。セームタオルは厚めのものが多いので、手が小さい人は小さめのものが絞りやすいでしょう。
クロスを引っ張るように動かせば、全く力を使うことなく水を吸収してくれます。力を入れてこする必要がないので、ボディにキズが付きにくいのも特徴です。
スタッフ所有のセームタオルは、ラージサイズで約 1500円で購入したもの。
③マイクロファイバー系クロス
比較にあたって新しく用意したのが、ソフト99のプレミアム吸水クロスという製品(スタッフ購入価格 650円)。
ぞうきんよりは吸水性に優れていますが、セームタオルほどまでは高くない印象。
生地に厚みがあり毛足も柔らかいので、塗装面への攻撃性はとても低そうです。厚みや毛足の長さは保水力の高さに繋がり、軽く絞った程度では水がほとんど出ません。保水力が高く水が出て来ないため、濡れタオルで拭いている状態が続いてしまいます。
生地が直接当たるセームタオルより優しく、ぞうきんよりも吸水性が高いという感触でした。
3種類を連続で使ってもらった結果、メカドルのお気に入りは普段からも使用しているセームタオル!
メカドルの経験上、どのメーカーのものでもセームタオルに優劣はなかったのこと。ひとつ持っておくと便利でしょう!