「クラッチの仕組みとは?」【ミニメカニックTV】第109話

今日のテーマ『クラッチの仕組みとは?』

 

◎クラッチ

エンジンからミッションに動力を伝えるパーツの事。運転席の足元にあるクラッチペダルを踏むと動力を切断、離すと繋がる…という流れです。

つまりクラッチ、あるいはクラッチペダルは、エンジンを切る事無く動力への流れを遮断する為に存在します。

クラッチは、オートマ車とマニュアル車の両方にあります。

マニュアル車にはクラッチペダルがあり、ギヤの切り替え時にはペダルの踏み込みが必要になります。

オートマ車にはクラッチペダルはありませんが、クラッチそのものはあります。

 

マニュアル車を例に、ギアを変更する際にどのようにクラッチが活用されているのか、解説していきます。

まず、クラッチペダルを踏みます。すると油圧システムを介して、ダイアフラムスプリングと呼ばれるバネが押し出されます。これにより、一時的に動力の流れが遮断されます。

その間にシフトレバーを動かして、ギアチェンジします。正しく操作できたら、クラッチペダルを踏むのをやめ、再び動力が伝わる…という流れです。

クラッチを正しく扱えるようになれば、車を自分で動かしている!と、より感じられるでしょう。

 

とあるネット記事によると国内乗用車、総販売台数は90%以上がオートマ車という結果が…

クラッチの仕組みを覚えて、是非マニュアル車にも興味を持ってもらえると嬉しいです!