今日のテーマ『クラッチの仕組みとは?』
◎クラッチ
エンジンからミッションに動力を伝えるパーツの事。運転席の足元にあるクラッチペダルを踏むと動力を切断、離すと繋がる…という流れです。
つまりクラッチ、あるいはクラッチペダルは、エンジンを切る事無く動力への流れを遮断する為に存在します。
クラッチは、オートマ車とマニュアル車の両方にあります。
マニュアル車にはクラッチペダルがあり、ギヤの切り替え時にはペダルの踏み込みが必要になります。
オートマ車にはクラッチペダルはありませんが、クラッチそのものはあります。
マニュアル車を例に、ギアを変更する際にどのようにクラッチが活用されているのか、解説していきます。
まず、クラッチペダルを踏みます。すると油圧システムを介して、ダイアフラムスプリングと呼ばれるバネが押し出されます。これにより、一時的に動力の流れが遮断されます。
その間にシフトレバーを動かして、ギアチェンジします。正しく操作できたら、クラッチペダルを踏むのをやめ、再び動力が伝わる…という流れです。
クラッチを正しく扱えるようになれば、車を自分で動かしている!と、より感じられるでしょう。
とあるネット記事によると国内乗用車、総販売台数は90%以上がオートマ車という結果が…
クラッチの仕組みを覚えて、是非マニュアル車にも興味を持ってもらえると嬉しいです!