【整備士向け】『パープルマジック』でホイールを洗浄する!【メカニックTV】

今回は化学の力をふんだんに使って、ホイールの汚れ落としに挑戦します!

 

パッドが剥き出しのディスクブレーキは、ドラム式よりダストがホイールに付きやすいです。ブレーキダストを長期間放置してしまうとサビて茶色く変色し、見た目が悪くなります。

 

今回使うのはカーメイトさんが販売するホイールクリーナー『パープルマジック』(公式オンラインショップ価格1200円)

化学反応を利用して頑固な汚れを落とすので、普通のシャンプー洗車よりもキレイに落ちるでしょう。手に優しい中性タイプの液剤とは言え、手荒れなどが心配なら手袋を着けましょう。

 

記載されている使い方に沿って洗浄を行います。

パープルマジックを使う時には、まずホイール全体に水をかけて濡らします。(※パープルマジックは鉄やマグネシウムの他、劣化していたり一部のホイールには使えません)

濡れたホイールに直接液剤をスプレーします。この時ブレーキに液剤がかかってしまうとサビや変色の原因となってしまいます。ローターのサビは作動によって落ちますが、スポンジなどを使って出来るだけかからないようにするのがベターです。

液剤をホイールに塗布したら、2〜3分放置して汚れを化学分解させます。泡が紫色に変色している部分が、液剤と汚れが化学反応している部分です。

スプレーのトリガーがとても重く、何度もスプレーしているとメカドルのように腕が疲れる人も(汗)

チオグリコール酸アンモニウムが含まれており、液剤はキツい刺激臭がします。

 

スポンジなどで擦ると汚れは落ちやすいですが、まずは水で洗い流して液剤の効果を検証します!

液剤を塗布してしばらく放置しただけで、見違えるほどホイールはキレイになりました!

頑固にこびりついた汚れはスポンジ等で擦って落とします。あまりにキレイになっていくので、火が付いたメカドルは止まりません…

 

ゴシゴシ擦るような作業をすることなく、ホイールはピカピカに生まれ変わりました!

ローターにサビや変色があるようなら、最初は慎重に制動力を確認しましょう。

 

ダストを放置するとサビてしまうので、こまめに洗車し、キレイをキープしましょう!