今回もまた撮影スタッフからメカドルに作業を依頼しました!
お願いした作業の内容は『劣化したHIDバルブの交換』。ハロゲンからHIDに変えるにはユニットの装置や配線加工が必要になりますが、今回はバルブ交換のみです。
ヘッドライトの裏側の広さは車種により様々で、裏側からバルブ交換が可能な場合もあります。R35の場合はヘッドライト脱着にフロントバンパー外しが必要でした。
裏からアクセスできてもスペースが狭く、バルブ交換などには苦労することも。
この車両の場合はネジを外すだけでヘッドライト本体が脱着可能でした。ライトやエンジンルーム内の熱によって樹脂が硬化し、もろくなっていることも多いので作業時は割らないよう注意。
バルブの裏側が見えるようになったらカプラー→バルブ本体の順で外します。バルブにカバー等が付いている場合、それを忘れずに新しいバルブに移植します。バルブのガラス部分に素手で触れると破損の原因となるので要注意!また、バルブによっては入れる向きで光源の位置や角度が変わるのでそちらも要注意です。
バルブの交換が終わったら完全に組み付ける前に点灯確認を行います。この時いじったせいでバルブが切れてしまっている可能性もあるので、替えたバルブの場所だけでなく全体的にチェックを行うと安心です。
点灯確認ができたら元に戻せばOK。反対側も同様に作業を進めます。
バルブ交換の作業が終わったら、整備工場等で光軸調整を行いましょう。