【整備士向け】ウインドウフィルムの貼り替えに挑戦! その1 下準備編【メカニックTV】

今回はスタッフが撮影を活用(?)してやりたかった作業をメカドルにお願いしました!

 

メカドルに施行をお願いした作業は『スモークフィルム貼り』です。

スタッフ車両のスモークフィルムは経年劣化のせいか気泡だらけ状態でした。気泡が入ってしまうと光が屈折して室内から外の様子がとても見にくいです。

メカドルもフィルム貼りは初挑戦!上手にできるかはわかりません…!スタッフはフィルム貼り専用ツールも購入しました。これでキレイに仕上げてもらいたいところ。

 

保安基準でフロントと運転席、助手席のガラスは70%以上の透過率が必要と定められています。後部座席や今回作業するリヤガラスは、透過率に関する規定は定められていません。

リヤガラスはガラス単体で開閉が可能で、一般的な車両より作業しやすい構造になっています。

 

まずは今貼付けられているフィルムを手作業で剥がしていきます。車両オーナーでもあるスタッフも参戦!経年劣化した接着剤はとても臭いです…劣化したデフオイルよりも強烈なニオイは自動車関係の中でも最も臭いかもしれません。古いフィルムを剥がす作業は約10分で完了しました。

接着剤の除去やこの後貼る作業でもガラスに水を吹きかけるので周辺を保護します。

リヤウィンドウ全体に残った接着剤カスをパーツクリーナーとウエスで地道に拭き取ります。

【休憩も挟みながら約1時間後】

今回はパーツクリーナーを使いましたが、ステッカー剥がし剤があるとラクかもしれません!

塗装ほどの厳密さは必要ではありませんが、貼付ける前に脱脂をしておきます。

ガラスの曲率の高いリヤは型取りの難易度が高いですが、大きなフィルムを使った1枚貼りにまず挑戦!ウィンドウの外側にフィルムを当てて、大まかに形を合わせてカットしていきます。

フィルムの張り付けには水に中性洗剤をごく少量混ぜたスプレーを使用します。スプレーボトルに洗剤1滴程度でOKです。先ほど脱脂はしましたが、フィルムを貼り付ける前にガラスを清掃。スプレーして水を切り、ホコリなどを落とします。

 

次回のメカニックTVは張り込み作業をお届け!果たして上手に貼る事が出来るでしょうか!?

 

 

劣化したデフオイルよりも強烈なニオイは自動車関係の中でも最も臭いかもしれません…