【整備士向け】バッテリージャンプのやり方【メカニックTV】

2018年度JAF出勤理由>>3位のキー閉じ込み2位タイヤのパンク1位バッテリーあがり

この1位のバッテリーあがりの対処法をやっていきます!

 

バッテリーに優しい運転を心がけたり、定期的な点検や交換を怠っていたりチョイ乗りが多いとバッテリーが弱ります。

バッテリーあがりに対処する為にブースターケーブルは常備しておきましょう。1500円前後で購入が可能です。またはJAFに加入するか、JAFの他にも任意保険に付帯するロードサービスで対応出来る場合もあります。

バッテリーは熱に弱いので、これからの季節はバッテリーあがりの件数も増えてきます。JAFが来るまでにも時間を要しますので、そんな時にブースターケーブルがあるといいでしょう。また、作業用のゴム手袋を一緒に積んでおくと尚いいでしょう。

 

基本的には2台のバッテリーのプラス同士マイナス同士を繋ぐだけでOKです。

作業を行う時は救助車のエンジンも切った状態で行うのがベターです。先に上がった方のプラスに繋ぐ事で、意図せぬショートを防ぐことができます。繋げた後はクリップがボディやボルトに触れないよう反対側は地面に置くかしっかりと持っていましょう。

 

①バッテリーが上がった車のプラス端子にブースターケーブルを繋ぎます。続いてバッテリーが元気な車のプラス端子にケーブルを接続します。

②マイナス端子に繋ぐケーブルは元気なバッテリー側から接続します。助けられる側のマイナスへの接続は、マイナス端子またはボディアースに繋ぎます。バッテリーから出るガスに引火しないよう、ボディアースを使った方が安全性は高いが、最近の車両は露出した金属面が少なく難しいです。

③最後にバッテリーが上がった車にマイナスのケーブルを繋げば接続は完了!

④接続が終わったら助ける側→助けられる側の順にエンジンを始動させます。エンジンの回転数を上げると発電量も高まり、より多くの電力を送り込むことができます。エンジンがかかったら、しばらく止めずにオルタネーターによる発電で充電をします。

⑤バッテリー上がり車のエンジンがかかったら、接続時の逆の順番でケーブルを外します。一回でも完全放電してしまったバッテリーは充電しても性能が低下している場合が多いです。

 

安心して車を運行させる為には、こまめな点検や交換を行うのがベターです。

最近は小型でエンジン始動が可能なポータブルスターターも市販されています。ポータブルスターターは充電さえあればケーブルや他の車なしでも始動可能です。

ブースターケーブルは充電等は不要ですが、他に車が無いと始動させられません。メカドルはブースターケーブルと新品バッテリーを積んで備えているそう。