Today’s Topics『高齢者の運転について整備士はどう考えているの?』
高齢者の運転事故が多発している今日。メカドルは自分の祖父の運転が危ないと判断し、運転免許を返納させたとのこと。
高齢者の運転は、反射神経が体力的にも認知的にも落ちてきて危ないと業界の中でも多く言われています。一定の年齢を超えると、免許更新の時に講習を受けないと更新はできません。
どの年齢まで運転を可能とするかは家族がサポートしつつ、しっかり相談して決めていきましょう。
車屋さんでは、整備士の方が直接お客さんと話す機会は中々ありません。しかし車屋さんとしても何度もぶつけているお客さんがいれば、営業マンがお客さんに心配して声をかけてみたり…ということはあるかもしれません。
整備士がしてあげられる事としては、タイヤをよく見て、滑りやすくなっていたら営業の方にそういった情報を伝えてあげて連携を取ることがあげられました。スーツを着ている人に車の話をされるよりは、つなぎを着ている人が車の話をした方がお客さんにわかってもらえるというケースもあるので、整備士がアドバイスをした方がいい時もあるでしょう。
車の状態で運転者の特徴がわかる場合もあるので、これからは整備士と営業とのコミュニケーションが大切になってくるでしょう。
最近は安全性が軽自動車でも増えて来たので、小さい車も安全になってきています。
自動ブレーキも普及してきていますが実際とても良い車で、アクセルの踏み間違い等が防げます。しかしe-POWER(日産が開発した次世代の電動パワートレインモーター駆動100%)など様々な最新の車がありますが、車を変えたから安全とは一概に言えないので、運転する方としっかり話をして決めて行きましょう。場合によっては免許を返納することを視野に入れて考えてもらうのが大事になってきます。
メカドルの思う安全な車のおすすめは自動ブレーキ!踏み間違い防止になります。しかし車に後から付ける事が出来ないため、やはり元々自動ブレーキが搭載された車に変えるなどの家族相談が必要になるでしょう。
<まとめ>
*一般的に高齢になると認知能力は落ちるといわれている
*最新技術の搭載された車両は増えているが、絶対の安全はない
*事故を起こす前に家族と相談し、免許返納を視野に入れる