【イベレポ!】オートサービスショー2019 その2【メカニックTV】

昨日に引き続きメカドル初来場のオートサービスショー2019からお届け!

 

 

おなじみKTCさんのブースでは最新の自動車整備用品を発見!

こちらはクーラントの注入を行うクーラントチャージャーの見本です。

真空引きで水路内のエアを抜き取り、そこにクーラントを入れるという仕組みです。エアを本体に接続すると負圧が発生し、フィラーポートから水路内のエアを抜きます。本体には負圧計が備えられていて、真空引きや注入の状況が判断出来ます。エア抜きの作業自体が不要になるため、クーラント交換の作業時間を短縮できます。水路に劣化があると真空にならないため、微細な冷却水漏れの発見も可能です。

 

隣にはブレーキフルードを圧送するブレーキブリーダーを展示していました!

アタッチメントをブリーダータンクに付け、ホースを接続すればフルードが圧送されます。常に圧力はかかっている状態なのでブリーダーを開くと排出&注入されます。ABSや自動ブレーキシステム搭載車でもエアの混入なく適量の交換が容易にできます。

 

 

工具メーカー『コーケン』さんのブースではZ-EALシリーズのラチェットを発見。

空転トルクを限りなく軽くすることで、緩んだボルトにもラチェット機構が働きます。サイズは1/4″と3/8″の2種類あり、それぞれ長さ違いや首振りなども設定。

 

同じくコーケンさんのブースで発見したのは、十字に切り欠きの入ったソケット。

この工具は蝶ネジを回す専用品で、建築用だが自動車整備にも使えそうです。蝶ネジ専用に開発されただけあり、トルクの伝えやすさは抜群です!一部車種のラジエターのドレンボルトにプラスチック製の蝶ネジが使われています。蝶ネジソケットを使えば破損を防げます。差込角は3/8″で大きさは2種類です。

 

最後に見に来たのは大量の工具を車内に陳列している展示車両。

メカドルが注目したのは色鮮やかな絶縁工具シリーズ!高電圧、大電流を使うHV車やEVは安全のため絶縁工具を使用して整備します。

 

 

オートサービスショーいかがでしたでしょうか!?整備士個人が使う工具類よりは工具用の設備や施設の展示が多い印象でした。

次回のオートサービスショーは2年後の2012年に開催される予定です。是非行った事の無い方は行ってみてください!