先週の木目調、レース塗装に続いて挑むのはヒビ割れを意図的に作るクラック塗装!
◎クラック塗装
クラック塗装はオートメッセの取材で日産京都自動車大学校のマーチで発見。
<手順>
下色(1液型塗料)→クリア(1液型塗料)→クラック塗料→クリア(2液型塗料)
中間に吹くクリアに1液型を使うのは、今回使うクラック塗料の指定によるものです。
クリアの乾燥時間は約1〜5分程度。短い方がヒビ割れが大きくなります。今回は黒のクラック塗料を使って色々な乾燥時間で重ね塗りしてみます!
クリアを塗って1分後の場所:塗ったそばから黒がヒビ割れ始めました。
クリアを塗って4分後の場所:約3分ほどの違いですが、ヒビ割れの大きさはかなり小さくなりました。
クリアを塗って7分後の場所:4分後と比べると、更にヒビ割れが細かく仕上がりました。
<結果>
木目調、レース、クラック塗装の部分は最後にクリアを吹いて仕上げています。木目調、レース塗装はツヤが出ましたが、クラック塗装は表面に段差が生じているため薄いクリア塗装ではツヤが出ませんでした。
塗装後すぐの状態と見比べてみると、クラックが増えて模様が細かく変化しました。クリアが完全に乾かないと完成はわからないようです。
メカドルはちゃんとクラックするか不安になって特に最初に塗った部分では黒の塗料を少なくしましたが、時間経過と共にしっかりクラックする事がわかりました。
色によってはまた雰囲気も変わってきそうです!
クラック塗装は、柄がハッキリする木目調やレース塗装と比べてムラをあまり気にせず出来るので初心者の方にはおすすめです!