今回はスタッフの職権乱用シリーズ!?ということで、スタッフからの強い要望で劣化したワイパーのゴムを交換します!
車両によって異なりますが、今回はEB3型ホンダ・エディックスを題材にワイパーゴムの交換手順を紹介します!
ワイパーアームとブレードを固定するピンを外してブレードを取り外します。この時ブレードを外したアームは金属がむき出しになるので、窓を割らないようウエス等の上に置いておきましょう。
窓ガラスの上部側から引っ張る事でワイパーゴムはブレードから抜けます。ワイパーゴムの中に金属ワイヤーがあり、ワイヤーを再利用する製品もあります。
ワイヤーにはガラス形状のクセが付いているので向きを間違えると密着性が悪くなってしまうので注意。ワイヤーには切り欠きがあるのでワイパーゴムの出っ張りと位置を合わせます。
ゴムのミゾにブレードのツメを合わせて押し込んでいけば装着はカンタンに出来ます。ゴムの端にはストッパーが入る穴があり、ワイパーの内側にストッパーがくるのが正解です。『なんでストッパーが内側に来るのか』の理由まで説明すれば次のミスが防げるでしょう!
ワイパーゴム交換はカンタンな作業ですが、アドバイスの仕方を見直す最適の機会でもあります。
最後にブレードをワイパーアームに戻せばワイパーゴムの交換作業は終了です!
ゴムは紫外線などで劣化し性能が落ちます。ワイパーゴムは1年に1度の交換が推奨されています。