【教えて!】「大型トラックの整備士の仕事とは?」【メカニックTV】

Today’s Topics『大型トラック専門の整備士さんは小型自動車の整備士さんと何が違うのか知りたい!』

 

定期点検が多く、運送事業などの形だと1年ごとに車検があります。

普通車だと新車で3年、その次が2年ごとですが、トラックやレンタカーは1年ごとに車検があります。(※トラックも大きさ、用途により初回車検が2年の車両もあります)

やはり走る距離が圧倒的に長いので定期的に診る必要があります。大きさ、用途によっては3ヶ月点検、6ヶ月点検、1年点検があります。

 

その他に普通乗用車と違う仕事内容は、ベアリングなどをよりよく潤滑させる為にグリスアップをします。(※小型自動車でも車種によりグリスアップが必要です)

 

大型車は一つ一つの部品が大きく、長距離走行で汚れも付きやすいです。

エリアによりますが、雪道などを走っているトラックには下回りをシャーシブラックで(錆対策で)噴きます。これを黒噴きと言います。雪を溶かす薬は車に良くなく、錆が生まれてしまうので、それをなるべく抑止させる為に黒噴きを行います。

この作業は塗料が自分にかかってきやすいので、紙袋をかぶったりゴーグルを付けてやっている人も…

 

このように作業が大変なものが多い分、給与も高いようです。また、一つ一つに使う力が必要とされるので力がつきます!ダブルタイヤというタイヤが2個付いているものがあり、それは相当な力を要します。

最近だとタイヤ交換するにあたって色々な最新の機器など専門なものがあるので、だいぶ楽にはなってきています。体力には自信があった方がいいでしょう。

力に自信が無い方でも筋トレになり、そこまで求められるスキルに”筋力”という訳でもありません。

 

誰でもできる環境が整っているので、是非挑戦したいという方はやってみてください!

 

 

<まとめ>

*走行距離の長さと、バスなどは乗用の安全価の観点から短期間での定期点検が必要である

*最新の専門機器を導入することで、整備の効率が向上する