整備士資格試験の暗記ポイント『オーバーランニングクラッチ』を学んでいきます!
オーバーランニングクラッチとは、エンジンを始動するモーターの内部に構成される部品のひとつです。
具体的にはピニオン・スリーブ・インナーレース・アウターレース・クラッチローラーなどの細かいパーツで作られています。(別名:ワンウェイクラッチ)
モーターとピニオンの間に取り付けられており、エンジン始動後のモーター過回転による破損を防ぐ役割があります。このオーバーランニングクラッチが無いと、限界を超えた回転数によってモーターが逆に駆動されて故障してしまいます。
つまり、車を安全・確実に動かすためにとても大切な部品ということです。
ただし、エンジンを始動したのにそれを忘れてもう一度鍵をひねってしまうなど、オーバーランニングクラッチの許容外となるような回転数を与えてしまった場合には破損することもあるのでご注意ください!
<オーバーランニングクラッチのポイント>
*エンジンを始動するモーターの内部に構成される部品のひとつ
*エンジン始動後のモーター過回転による破損を防ぐ役割がある