作業手順が中々覚えられなかったり、部品を外した時にネジが多くて覚えられなかったり…新人整備士にはよくある事なので、3〜5年経てば解消されていきます!
メカドルはエンジンやミッションを下ろす時は、部品を外した順番に発泡スチロールに刺しています。特にミッション(FRの場合)は沢山付いていますが、長さが一緒のものもありますがほぼ全て異なので、その通りに発泡スチロールに刺して行くと間違いが無くなります。
工場によってはクラッチやミッションを下ろす用の発泡スチロールがあり、そこに刺して行きます。
サービスマニュアルもありますが、そこまで細かく載っていません。
バラす作業は簡単で早く、組むのに時間がかかります。しかし外す時の時間を倍にし、組むのを半分でやることを心がけましょう。新人さんはエンジンを1時間で下ろせたら組むのに3時間ほど時間がかかりますが、慣れてくると下ろすのに2時間かけ、組むのに1時間かかるようになってきます。
メカドルは下ろすまでが早いより、下ろすのに時間をかけて積むのが早い方が出来る整備士だと思っているようです。
エンジンやミッションは1個しかありませんが、足回りだと左右にあるので見本があります。なので左右一気にバラさず1個バラして組んで…というやり方をすると、分からなくなった時は反対側を見本にすることができ、ミスが減ります。なので足回りの場合は片方ずつ行うことをおすすめします!
同じ工場で働いていても、こういった細かいやり方は整備士によって異なります。
メカドルからの新人さんに向けてのアドバイスとしては、色んな先輩のいいとこ取りをしていって下さいとのこと!