【ミニメカニックTV】第56話「スタッドレスタイヤとチェーンの違いって?」

結論から言うと、スタッドレスタイヤとチェーンは両方買っておいた方が良いでしょう。雪道を走るという前提なら安全性を考えるとスタッドレスタイヤとチェーンは両方必要になってきます。

 

<普通のタイヤとスタッドレスタイヤ、その特徴の違い>

*スタッドレスタイヤ

「冬用タイヤ」とも呼ばれ、ノーマルタイヤ(夏タイヤ)と比べて寒くなってもゴムが固まりにくく、氷に食い込みやすいように大きな凹凸の溝があります。

ただ、もちろんスタッドレスタイヤであればある程度の雪道は大丈夫ですが、雪道に強いと言っても限界があります。

例えば、降ったばかりの柔らかい新雪や、がちがちに固まった路面凍結(アイスバーン)はスタッドレスタイヤでも空回りやスリップをしてしまうことがあります。そういった時にチェーンを巻いて走ると良いです。

 

*チェーン

走行パワーがあるので深く積もった新雪や路面凍結(アイスバーン)等を走る場合は、スタッドレスタイヤと組み合わせるとより安全に走ることが出来ます。

なのでスタッドレスタイヤをメインに必要な時だけチェーンという考え方で結構です。しかしチェーンは積雪路以外で走行すると切れて事故に繋がることがあり大変危険なので、長いトンネル等の前後ではこまめに着脱するよう心がけましょう。

 

また、2018年から国土交通省で大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるときだけに、特定の道路では「チェーン装着の義務化」が発表されたので、あらかじめ大雪になりそうなときには自分の通る道路は指定道路にされているかを確認しておきましょう!