整備士資格試験暗記ポイント『ジルコニア式O2センサ』について学んで行きます!
O2センサとは、車の排気ガス中にある酸素量を測定するために使われるセンサーのことを言います。
燃焼室内に入った混合気が完全燃焼する重量比を『理論空燃比』と言い、有害物質の排出を防ぐことが出来ます。有害な排気ガスを削減するのにO2センサは重要な部品と言えます。
これらを含め、ジルコニア式O2センサの特徴を説明します。
内部にジルコニア素子というものが使われています。ジルコニア素子は両面に酸素温度差があると起電力を発生する性質があり、この性質を利用して空燃比を計測します。
O2センサは表面温度が高まると白金の触媒作用により、理論空燃比付近を境に起電力が急変する特性を利用して素子の内面を大気・外面を排気ガスにさらし、酸素濃度差を検知します。
<ジルコニア式O2センサのポイント>
*ジルコニア素子の内面に大気を導入し、外面は排気ガス中にさらされている
*高温で内外面の酸素濃度の差が大きいとき、電力を発生する性質がある