【メカドルの愛車R35カスタム!】ラップ塗装その2【メカニックTV】

前回のラップ塗装続きを行っていきます!

 

⑥脱脂を行う

マスキングしたボディの汚れや油分を脱脂剤やシンナーで落とす(脱脂)。ボディに油分が残っていると塗料を弾いてしまい仕上がりが汚くなります。この作業は見た目に大きな変化は無いが、塗装の下準備の重要な行程です。

⑦塗り分けのガイドラインを作る

塗料とシンナー、硬化剤の比率を守り、塗装に必要な量の塗料を作る。シルバーの塗料100gに対して120gのシンナーを正確に配合する。作った塗料をエアガンでラップに塗布し、ボディに貼付けてシワ模様を転写する。ラップのシワが独特の模様を作り出します。

⑧ラップ塗装を繰り返す

一度ラップに塗料を塗布するので、垂れ等のよくある失敗が起きにくいのも魅力です。失敗したとしてもシンナーで拭き取ればまた元に戻ります。

⑨キャンディカラーを塗装する

シルバーのラップ塗装の上にキャンディカラーの塗料を塗り重ねます。運転席側は色を入れたが、助手席側はキャンディブラックで色違いに仕上げた。

⑩クリア塗装

塗装の最終的な仕上がりを決めるクリア。メカドルは過去に失敗した経験あり。エアガンを使った塗装を行う時は、ガンの距離を一定に保つのが重要です。距離を保ちながら慎重に塗り進めていきます。今回お呼びした助っ人によるクリア塗装仕上げでボディもバンパーもツヤツヤに完成!12時間置いた後にマスキングを取っていきます。

完成したメカドルのR35は東京オートサロン2019でお披露目です!(2019年1月11〜13日幕張メッセで開催)

 

 

今回行ったラップ塗装は、単色塗りでは出せない独特の雰囲気を手軽に引き出せるのが最大の魅力です。車に対して行うのでハードルが高く感じられますが、ラップ塗装を施行する対象が小さければ下準備も仕上げもより簡単になります。是非チャレンジしてみて下さい!!