Q.転職をするなら、1級整備士資格と検査員資格のどちらを取得を目指すべき?
A.目的が全く異なる資格なので、一概にどちらか決めるのは難しいです。
整備工場で考えたら検査員の方が良いかもしれません。検査員は整備士が整備したあとに、それをもう一度検査します。
(※検査員はみなし公務員で、支局の検査官は国家公務員試験が必要です。)
今後1級整備士としての仕事を希望するなら、やはり1級を取得した方がいいと思います。逆に整備工場でやっていきたいのであれば、検査員の方がいいでしょう。
(※1級自動車整備士は技術者としての知識や技術だけでなく、アドバイザー能力や安全管理が出来ると言った整備士のリーダー的な実力を示す資格で、整備技術コンサルタントの称号も与えられます。)
採用の需要面から見ても一概にどちらがいいとは言い切れません。
整備工場で指定工場を運営しているところだと、検査員資格の方が重宝されます。しかし検査員の必要人数はある程度決まっているので、そう考えると難しい選択になってきます。
給与面でも、どちらを取得しても給与アップしますが、その資格を生かせる仕事に就かなければ変わらない可能性も。
メカドル的には、1級整備士資格を取得してプログラマーをしているのが一番かっこいいと感じるようです。キャリアアップとなれば、そこを目指すのが整備士としては一番とのこと。メカドルからしても、1級整備士資格を取得し、最新の車をプログラムから考える人は憧れの存在です。
整備でずっとやっていきたいという事ならば、まず検査員の方がいいかもしれません。
どちらも取得することは出来るので、後にもう片方を取得するのもひとつの手でしょう。仕事をしながら勉強を続けられるのは素晴らしいことです…どちらを取得されたかコメントお待ちしています!